金曜ロードショーでも放送された映画『ナイトミュージアム』シリーズ。
夜の博物館を舞台に、不思議な魔法によって展示物が次々と動き出すというファンタジー映画です。過去に3作の映画が公開されたこのシリーズがなんとディズニー製作でリメイクされることが決定!
今回はディズニーが11月にアメリカでスタートさせる動画サービス「Disney+」用の映画として製作される模様。そこで、この記事では新作の公開前に知っておきたい『ナイトミュージアム』の過去作品について簡単に紹介します。
※この記事ではネタバレも含んでいます。
映画『ナイトミュージアム』
2006年に公開されたシリーズ第1作で、原作はアメリカで1993年発表された絵本『The Night at the Museum』(ミラン・トレンク著)。ニューヨークに実在するアメリカ自然史博物館を舞台としており、映画でも外観のみ使用されました。
第1作ではシングルファーザーのラリー・デイリー(演 – ベン・スティラー)が、夜警の仕事につき博物館の英雄になるまでを描いています。
失業中のシングルファーザー・ラリーは仕事が続かず、さえない日々を送っていた。ある日、元妻の元で暮らす息子のニックから仕事を探すよう諭され、就職斡旋所でニューヨークの自然史博物館の仕事を紹介される。
無事就職が叶い夜間警備員として働くことになったラリーだったが、博物館の来場者減少が原因でもともと3人いた人員を減らしたため、ラリーは一人で職務につかなければならなかった。
初出勤の夜、ラリーはティラノサウルスの骨格が博物館内を闊歩する姿を見て度肝を抜く。他の展示物も夜になると意志を持って動き出すため毎晩彼らに振り回されていたが、次第に博物館に隠された秘密が明らかになっていく。
『ナイトミュージアム』シリーズでは歴史上の人物が多数登場。
本編以降のメインキャラ・・・セオドア・ルーズベルト、ガイウス・オクタウィウス(アウグストゥス)、ジェデダイア・スミス、アッティラ、サカジャウィア。
その他・・・ルイス&クラーク、クリストファー・コロンブス。
映画『ナイトミュージアム2』
前作のヒットを受けて製作されたシリーズ第2弾。2009年に公開され好評を博しました。
物語の流れで舞台はアメリカ最大の博物館である「スミソニアン博物館」へ移ります。前作で登場した古代エジプト王・アクメンラーの兄、カームンラーが今作の敵役。ラリーと息子のニッキーが協力するシーンもあり、前作よりも自分に自信が付いたラリーの姿が印象的です。
前作から2年後、元夜間警備員のラリーは会社を立ち上げその仕事に追われていた。そんなある日、アメリカ自然史博物館の改修工事が決定し、自然史博物館の展示物はアメリカ最大の博物館・スミソニアン博物館に移されることになった。
しかし、本来自然史博物館に残されるはずだった魔法の石板がひょんなことから持ち出されてしまい、スミソニアン博物館の展示物まで動き出す事態に発展してしまう。そしてその夜、ラリーの元に展示物から助けを求める電話がかかってきて・・・。
今作ではアメリア・イアハート、イワン雷帝、ナポレオン・ボナパルト、若き日のアル・カポネ、カスター将軍、エイブラハム・リンカーン、ライト兄弟が登場。
映画『ナイトミュージアム/エジプト王の秘密』
現段階ではシリーズ最終作の映画。今回は世界最大の博物館であるイギリスの大英博物館を舞台に、展示物に魔力を与える謎の石板の秘密が解き明かされていきます。
今作はセオドア・ルーズベルト役を演じたロビン・ウィリアムズの遺作になりました。
アメリカ自然史博物館にて展示物たちから、新設されたプラネタリウムの祝賀パーティーに呼ばれた主人公・ラリー。そこでアクメンラーから魔法の石板に錆のような異常が現れていることを告げられる。パーティーの最中にその異常が進行し突然展示物たちが乱心し始めた。
これまで展示物たちに命を与えてきた魔法の石板だったが、徐々に魔力が失われており、その原因を突き止めるべく調査をしたところ、前任の警備員・セシルがエジプトで石板の発見に関与していたことを知る。
そして魔法の石板の秘密を知っているのはアクメンラーの父・マレンカレだけのため、ラリーと仲間たちははアクメンラーの両親が安置されている大英博物館へと向かうことに・・・。
今作では円卓の騎士ランスロットが登場。映画中に舞台で「アーサー王」の演劇シーンがあるのですが、ここで登場するアーサー王は『グレイテスト・ショーマン』『ローガン』のヒュー・ジャックマンが演じています。
まとめ
『ナイトミュージアム』の題名を引き継ぐ以上、ストーリーの大筋が変化するとは考えにくいですが、新作のキャストや物語の舞台はどうなるのか気になるところです。
続編ではなくリメイクということなので、キャラクター名は同じでも俳優が一新される可能性も。
元々シリーズは20世紀フォックス配給の作品ですが、ディズニーは今年3月に713億ドル(約7兆8,430億円)でフォックスを買収しており、今回この作品に白羽の矢が立ったようです。
シリーズは3作で世界興収13億5,080万ドル(約1,486億円)を計上しており、知名度は十分。公開は2020年以降にになりそうですが、近年『アラジン』『美女と野獣』等ヒット作を次々と生み出すディズニーなので、新作にも期待できそうです。
ちなみにディズニーは『ホーム・アローン』のリメイクについても同時発表しています。こちらも気になりますね。
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