「猫だけ」が登場するミュージカルとして有名な『キャッツ(CATS)』。
日本でも劇団四季が全国でおよそ1万回にわたって公演している為、タイトル名を聴いたことがある人は少なくないはず!
2019年時点で、全世界での観客動員数は7300万人を上回る超ロングランミュージカルです。
その『キャッツ』がなんと実写映画化!予告編第1弾が公開されました。気になる公開日は2020年1月24日に決定。
映画『キャッツ(CATS)』の予告編
猫だけど人という超独特の世界観は映画でも健在!夜の街で堂々と踊る猫たち
予告編ではキャッツの代表的なナンバーで、娼婦猫グリザベラ(ジェニファー・ハドソン)が歌う名曲「メモリー」が流れています。素晴らしい歌唱力ですね。
その後メイキング画像も公開されました。予告編で見れた不思議な世界観の舞台裏が紹介されています!
こちらはキャスト達の練習風景などがメイン。
ジェニファー・ハドソン、テイラー・スウィフト、イドリス・エルバ、ジェイソン・デルーロらが過去の体験や映画『キャッツ』の製作を通して感じたこと等思い思いに語ってくれています。
\🎉 ミュージカルの金字塔、実写化 /
テイラー・スウィフトも出演❗ ハリウッド実写映画『キャッツ』予告映像解禁 🎬✨<動画あり>https://t.co/RnwQFbbsHR#キャッツ #cats #映画キャッツ pic.twitter.com/W43H50GsUf— ORICON NEWS(オリコンニュース) (@oricon) July 27, 2019
映画『キャッツ』人気ミュージカル作品がハリウッド実写化、トム・フーパー監督×スティーヴン・スピルバーグ
テイラー・スウィフトやジェームズ・コーデンも猫の姿に – https://t.co/HMs0ofdfsQ pic.twitter.com/73DwM8HJhQ— Fashion Press (@fashionpressnet) July 27, 2019
キャスト・配役
映画『キャッツ』の配役で特に注目を集めているのが、白猫ヴィクトリア役のフランチェスカ・ヘイワードと、ボンバルリーナ役のテイラー・スウィフト。
フランチェスカ・ヘイワードはケニア・ナイロビ出身の27歳(1992年生まれ)。英国ロイヤルバレエのプリンシパルです。
予告編を見るとわかるのですが、映画でもバレエ要素の強いダンスが特徴的ですよね。
テイラーは時折芸能ニュースにも登場するのでよく知っている人も多いハズ。大人気カントリーシンガーソングライターのテイラーはグラミー賞10回受賞している実力者でもあるので、映画中で歌を披露する場面がありそうです。
『キャッツ』のキャスト
- グリザベラ – ジェニファー・ハドソン
- ボンバルリーナ – テイラー・スウィフト
- 白猫ヴィクトリア – フランチェスカ・ヘイワード
- オールド・デュトロノミー – ジュディ・デンチ
- 劇場猫ガス – イアン・マッケラン
- バストファー・ジョーンズ – ジェームズ・コーデン
- マキャヴィティ – イドリス・エルバ
- マンカストラップ – ロバート・フェアチャイル
- ミスター・ミストフェリーズ – ローリー・デヴィッドソン
- ジェニエニドッツ – レベル・ウィルソン
- ラム・タム・タガー – ジェイソン・デルーロ
- スキンブルシャンクス – スティーヴン・マックレー
- ディミータ – ダニエラ・ノーマン
- ジェミマ – マト・タリー
- アロンゾ – ブルーイー・ロビンソン
- コリコパット – ジェイ・バトート
- プラートー – ラリー・ブルジョア
- ソクラテス – ロラン・ブルジョア
- タントミール – ジジ・ストラレン
- アドメートス – エリック・アンダーウッド
- シラバブ – ジョナデット・カルピオ
- グリドルボーン – メリッサ・マッデン・グレー
- グロールタイガー – レイ・ウィンストン
- ジェリーロラム – フレヤ・ローリー
- マンゴジェリー – ダニー・コリンズ
- ランペルティーザ – ナオイム・モーガン
引用:Wikipedia
製作スタッフ
監督:トム・フーパー
脚本:リー・ホール、トム・フーパー
音楽:アンドリュー・ロイド=ウェバー
映画『キャッツ』はユニバーサル・ピクチャーズ配給で、「英国王のスピーチ」で知られるトム・フーパーが監督、スティーブン・スピルバーグが製作総指揮を担当しています。
映画では大ヒットした映画『レ・ミゼラブル』のスタッフが再集結し、『リトル・ダンサー』リー・ホールらが脚本を書きあげました。
あらすじはどうなる?
原作はT・S・エリオットによる詩集「キャッツ – ポッサムおじさんの猫とつき合う法」(The Old Possum’s Book of Practical Cats)で、アンドリュー・ロイド=ウェバーが作曲を手掛けています。
満月の夜、街の片隅にあるゴミ捨て場で年に1度、真の「ジェクリルキャッツ」を決める”ジェリクル舞踏会”が行われる。
舞踏会に集まった24匹のジェクリルキャッツは長老の前で夜を通して踊りあかす。
そこで選ばれた猫は真の「ジェクリルキャッツ」となり新たな命を得て天上へ昇ることを許されるのだが、その猫は一体誰なのか・・・?
というのがミュージカル『キャッツ』の大まかなストーリーです。
結局誰が選ばれたのかというのはネタバレになるので、この記事では明言しませんが、ミュージカルでは24匹それぞれが次々にジェクリルソングを歌い自分をアピールしていきます。
この「ジェクリル」って何?と思いそうですが、原作者のT・S・エリオットによる造語で、jewelry(宝石)とmiracle(奇蹟)を掛け合わせた言葉です。
その意味は「人間に飼い馴らされることを拒否して、逆境に負けずしたたかに生き抜き、自らの人生を謳歌する強靭な思想と無限の個性、行動力を持つ猫」だそうです。
現代にたとえて言うなら戦うフリーランスみたいなイメージでしょうか。
ミュージカルには「ジェクリルソング」という歌もあるので、映画でも登場するかもしれませんね。
まとめ
ミュージカルファンにはうれしい『キャッツ』の映画化。なかなか舞台を見に行けない人でもこちらなら気軽に見れそうですね。
ざっと見ですが、ミュージカルで上映されてきた物語と大筋が変わることはなさそうなので、既に『キャッツ』を見たことがある人もまだの人も十分楽しめそうです。
実はこの後にも多数ミュージカルの映画化が決定しています。その数なんと30作品以上!『ウエスト・サイド・ストーリー』『ジキル&ハイド』『ミス・サイゴン』『オリバー!』『オリバー!』など有名作品も多く、これからミュージカルの映画化ラッシュが始まりそうです。