2009年に公開された『シャーロック・ホームズ』、2011年公開の『シャーロック・ホームズ シャドウゲーム』に続く『3』。
次作の正式なタイトルはまだ不明ですが、日本でも累計興行収入(『シャーロック・ホームズ』21.6億円&『シャーロック・ホームズ シャドウゲーム』19.5億円)という大ヒットを記録しただけあって注目度の高い作品です。
あの名探偵をロバート・ダウニー・jrが演じて話題になった作品ですが、この記事では現在判明している映画の公開日やキャスト・あらすじについて記載していきます。
※この記事は情報が追加され次第随時更新します&前作までのネタバレを含みます。
目次
シャーロック・ホームズ 3の公開日予定日はいつ?
映画『シャーロック・ホームズ3』の公開予定日は2021年12月21日!
当初2020年12月25日と発表されていましたが、2019年3月に米ワーナー・ブラザースから延期の発表がありました。
理由は未発表ですが、キャストがそろわないなど何らかの理由があるようです。
キャスト・スタッフの最新情報
映画『シャーロック・ホームズ3』の監督は『ボヘミアン・ラプソディ』『ロケットマン』のデクスター・フレッチャー氏に決定!
前作では『ロックンローラ』『アラジン』で知られるガイ・リッチー監督でしたが、交代となるため、次作はまた一味違った作品になりそうですね。
監督:デクスター・フレッチャー
子役時代から俳優業ででキャリアを積んだ監督として知られており、映画だけでなくテレビドラマや舞台にも積極的に参加しています。
2018年の大ヒット映画『ボヘミアン・ラプソディ』では製作総指揮を務めており、今後の活躍に期待がかかる監督の一人です。
2019年にはイギリスの音楽家エルトン・ジョンを描いた『ロケットマン』が公開予定!
ロバート・ダウニー・Jr/シャーロック・ホームズ
前2作品でロバート・ダウニー・jrがシャーロック・ホームズ役を務めました。
正式なキャストの発表なものの、続投はほぼ確定だと思われます。
観察力、記憶力、推理力を持ち合わせ、武術家でもあるという稀有な名探偵シャーロック・ホームズの役を演じ、第1作ではゴールデン・グローブ賞(主演男優賞)を受賞しました。
ここしばらくマーベル作品で引っ張りだこのロバート・ダウニー・jr。アクションにも磨きがかかっているハズなので『シャーロック・ホームズ3』にも期待したいところです。
ジュード・ロウ/ジョン・H・ワトソン
元軍医でホームズの相棒ジョン・H・ワトソンは前2作とも『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』『キャプテン・マーベル』にも出演した名優ジュード・ロウが演じています。
こちらも引き続き同役を演じることが予想されます。
奇異なところが目立つホームズに対し、常識人として見ていて安心する存在のワトソン。1作目ではホームズと共同生活を送っていましたが、2作目で結婚し離れて暮らすようになりました。
ジャレッド・ハリス/ジェームズ・モリアーティ
原作でも宿敵としてホームズの前に立ちはだかる元数学教授かつ犯罪者・モリアーティ役を『ベンジャミン・バトン 数奇な人生 』『ポンペイ』などに出演したジャレッド・ハリスが担当しました。
映画でホームズに「ヨーロッパ最強の頭脳犯」と言わしめたモリアーティ。表面的には紳士で社交界にも出入りする人物です。
次作で登場するのか全くの謎ですが、物語に何らかの絡みはあるかもしれません。
- スティーヴン・フライ/マイクロフト・ホームズ
- レイチェル・マクアダムス/アイリーン・アドラー
- エディ・マーサン/レストレード警部
- ケリー・ライリー/メアリー・モースタン・ワトスン
- ジェラルディン・ジェームズ/ハドスン夫人
あらすじの詳細
『シャーロック・ホームズ3』の脚本はテレビドラマ『X-ファイル』や『ハンニバル 』の脚本を手掛けたこともあるクリス・ブランカトーが担当。
詳細はまだ不明ですが、『シャーロック・ホームズ3』の舞台は前作の10年後であることが判明しています。
前作『シャーロックホームズ シャドウゲーム』ではホームズと宿敵モリアーティは組み合ったまま滝つぼへ転落しました。
その後、ホームズが死んだと思ったワトソンは悲しみにくれますが、ラストではホームズが復活し次作があるかのような含みを持たせる行動をしています。
非常に気になる終わり方でしたが、どうして次作が10年後なのかという理由はどうやら原作に秘密がありそうです。
というのも、原作のシャーロック・ホームズ最終作として書かれた「最後の事件」(イギリスの月刊誌『ストランド・マガジン』1893年12月号)でも同様の描写があるためです。
その後1903年の短編「空き家の冒険」でホームズが復活しており、「最後の事件」の発表から9年と10ヵ月が経過している為、映画『シャーロック・ホームズ3』のあらすじで「10年後」となるのはこれが理由だと考えられます。
そして、この「空き家の冒険」やその他近隣で発表された作品が今回の物語に組み込まれるかと思われます。
滝つぼに転落したのが1893年、そして復活が1903年なので次作では20世紀に突入してしまいますね。
余談ですが、原作ではシャーロック・ホームズの誕生日は1854年1月6日とされている(Wikipedia)ので、年齢を計算すると次作でホームズは49歳くらいという事になります。
まとめ
『シャーロック・ホームズ シャドウゲーム』で、ホームズとモリアーティは組み合ったまま滝つぼへ落ちていくという非常に気になる終わり方をしました。
映画で『3』があるというコトで間違いなくホームズが復活するわけですが、「どのようにして復活したか」は予告か本編で確認する事にになりそうです。
先に書いた通り『シャーロックホームズ3』の舞台は前作の10年後ということが判明しています。こじつけですが、前作の公開日・2011年の10年後に合わせて2021年になったのでは?という気がしなくもないです。