【台風・大雨・洪水】避難するときの持ち物一覧と、避難所・避難場所情報をざっくり紹介!

【台風・大雨・洪水】避難するときの持ち物一覧と、避難所・避難場所情報をざっくり紹介。

地球史上最大級の台風とも言われる「HAGIBIS(ハギビス)」。中心気圧は945ヘクトパスカル(!)という驚異の強さで日本列島へ向かっています。

このような台風や地震・洪水といった大きな災害が発生した時、自宅にとどまることが難しい場合は近くの避難所に移動しなければならなくなることも。

この記事では絶対に持っていくべき持ち物と、全国の避難所情報を簡潔にまとめました。

 

全国の避難所・避難場所情報

♦全国の避難所

Yahoo!の全国避難所マップ

防災タウンページ

県→市町村の順で検索ができます。

 

♦ハザードマップ

ハザードマップポータルサイト

 

避難するときの持ち物一覧

避難するときの持ち物一覧

画像出典:unsplash/larry-george

【飲食料品】

  • 飲料水
  • 給水車からもらうためのポリタンク
  • レトルト食品
  • アルファ米
  • 缶詰、菓子類

 

【生活用品】

  • 歯ブラシ
  • 除菌ウェットティッシュ
  • 懐中電灯
  • 毛布

 

【情報確認手段】

  • 携帯電話充電器
  • 手回し充電式などのラジオ

 

【女性向け】

  • 生理用品

 

【乳幼児向け】

  • スティックタイプの粉ミルク、哺乳瓶
  • 紙おむつ、お尻ふき

 

【高齢者向け】

  • おかゆなど軟らかい食品
  • 常備薬、処方薬
  • お薬手帳

 

長期保存の出来る食料品や通信手段、最低限の生活用品は必須!

人によっては荷物が多くなる可能性もあるので、そんな時はご家族や親しい人に少し手伝ってもらうと良さそうですね。

 

特に重要な持ち物

特に重要な持ち物5つ!
  • 身に着けるもの
  • 雨具
  • 応急手当のセット
  • ハザードマップ・地域の詳しい地図
  • 小型ラジオ・スマホ充電器

持っていくべき持ち物のうち、一番重要なのが身に着けるもの。

例えば眼鏡・補聴器・入れ歯・杖など生活上使用が避けられないものなどです。

その他、雨具やあればヘルメットや軍手など、移動時や作業に必要なモノも持っていきたいところ。

次に重要なのが、災害情報を得るための道具。危険区域を知るためのハザードマップや最新情報を得るための小型ラジオ・スマホ(充電器)も必須になります。

その他あると良いのが応急手当のセット。避難所には医療施設がないことがほとんどなので、移動中にケガをした時は絆創膏を貼るなどして、自分でも簡単な対処ができるといいですね。

 

避難所で入手しづらいもの

人によっては絶対に必要になるけど、避難所では入手しづらいかも・・・というものをいくつか挙げてみました。普段から十分な数を常備しておきたいところです。

  • 赤ちゃん用品 オムツ・おしりふき・ミルクなど
  • 持病の薬や常備薬
  • 女性用の生理用品
  • ペットを連れていく場合はペット用品

 

持って行かないほうが良いもの

もっていかないもの3つ!
  • お酒・タバコ
  • ろうそく
  • 音が出るもの(おもちゃなど)

避難所では短期・長期問わず他の人との共同生活になります。お酒やたばこ、大きな音の出るものは他の人にストレスを与えてしまうのでできるだけ持って行かないようにしたいところ。

ろうそくは明かりを得るための防災グッズとして知られていますが、火事発生の原因にもなりかねないのでこちらも使用は避けるようにする必要があります。

共有スペースで、悪い臭いや音が続くと疲れてしまいますよね。

 

避難所がどんな場所か想像する

学校へ持っていくものって教科書・筆記用具・体操服・・・と誰でもなんとなく想像がつきますよね。

これと同じで、これから避難する場所がどのような所なのか想像できると、持っていくべきものの選別がしやすくなります。人によって持っていくべきものが違うので、できるだけ普段から自分で災害用品を準備しましょう。

あまり着なくなった服(トレーナーなど動きやすい服)を災害時用に取っておき、まとめておくのもおススメ!

 備品の準備は、助けを呼ぶ笛など常に持ち歩くもの被災時の持ち出し品自宅で過ごす時の食料のストックなどに分けて考えとよりイメージが付きやすくなります。

 

避難時に気をつけること6つ

避難時に気をつけること6つ

画像出典:unsplash/maria-ziegler
website https://www.schluesseldienstvergleich.eu

避難時は家を長時間留守にしなければならなくなることもしばしば。

ドアの施錠はもちろんですが、2次災害を防ぐために避難直前にするべきこともあるので、こちらもしっかりチェックしましょう。

 

避難時の注意点
  1. 出火の原因がないか確認
  2. ブレーカーを落とす
  3. ガスの元栓を閉める
  4. 家の外に、避難先、自身や家族の安否を書いたメモを貼っておく
  5. 災害伝言板やSNSで避難していることなどを書き込む
  6. 避難所までの道では、落下物に気をつけ、ひび割れたビルは危険なので近づかない

引用:「東京防災」

災害時の安否確認はメールやSNS(Twitterなど)が一般的になってきていますが、電波が悪くなるなど情報ラインが遮断されることも。電波の繋がるうちに「ここに避難する予定」というコトを伝えておくと良さそうですね。

 

福祉避難所へ移動する

福祉避難所とは災害発生時に、一般避難所では避難生活が困難な高齢者や障害者、妊婦など、災害時に援護が必要な人たち(要援護者)に配慮した市町村指定の避難施設のことです。

設備については地域によって準備状況に差があるようなので、やはり必要最低限の準備はしていった方が良いようです。

福祉避難所の全国一覧を検索してみましたが、全国の一覧はありませんでした。

市町村のホームページに掲載されていることが多いので、GoogleやYahoo!で「お住まいの市町村+福祉避難所」と検索するとお近くの福祉避難所を探すことができるはずです。

 

スマホで避難場所を検索する

市町村のホームページの他、無料スマホアプリ「防災情報 全国避難所ガイド」で最寄りの避難所を検索することができます。

アプリでは全国12万件超の避難所を収録し、随時情報を更新。避難所への行き方も検索できます。

通信状況が悪くても、オフラインで方向を指し示す機能が備わっているので、スマホ・タブレットをお持ちの場合はダウンロードすると活躍してくれます!

防災情報 全国避難所ガイド

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避難所での過ごし方

避難所に移ると大勢の人と場所を共有することになります。

家族や個人ごとに間切りを用意してもらえたりすることも多いですが、狭い空間の中で長時間過ごすため知らないうちにストレスをため込んでしまう事も。

避難生活時のチェック表が紹介されていたので、気持ちよく過ごすためにも下の項目を心がけてみてください。

写真・図版

引用:避難生活チェック表(朝日新聞)

 

まとめ

今回は災害時・避難時の持ち物についての紹介でした!

何十年(何百年か?)と言われていることですが、自分で体験しないと災害の怖さは実感できなかったりするもの。どんな災害時でも必要な持ち物はたいして変わらないので、普段から備蓄しておきたいところです。

また、可能であれば前もって近くの避難所へ足を運び、そこがどれくらいの規模でどんな設備があるのかを調べておくと良さそうです。

避難直前になって、「あれがないこれがない」となるのはやっぱり避けたいので、荷物は災害情報が出たら早めにまとめる、アルバムはデータ化してSDカードに移す等して持ち運びしやすくしておきましょう。

 

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